class="wp-singular page-template-default page page-id-1991 page-child parent-pageid-1978 wp-custom-logo wp-theme-tenden-portal"

電気工事に必要な資格とは?

電気工事に必要な資格をご紹介します。

電気工事に必要な資格とは?

電気工事には、工事の種類や使う設備、電圧の高さによって「必要な資格」が決められています。
資格がないとできない工事もあるため、どんな資格でどんな工事ができるのかを正しく理解しておきましょう。

どんな資格があるの?

資格できる工事
第一種電気工事士500kW未満の自家用設備、一般用電気工作物(※ネオン設備・非常用発電装置は除く)
第二種電気工事士一般家庭や店舗などの電気設備工事
特殊電気工事資格者(ネオン)ネオン管やネオン用分電盤などの工事
特殊電気工事資格者(非常用発電)非常用発電設備の工事(発電機・配電盤など)
認定電気工事従事者600V以下の設備の電気工事(配線・コンセントなど)

どの資格で何ができる?

資格 自家用(500kW未満) 600V以下の工事 ネオン設備 非常用発電設備 一般家庭の工事
第一種電気工事士××
第二種電気工事士×××
特殊(ネオン)××××
特殊(発電)××××
認定従事者××××

※この他にも、資格が必要な作業・不要な作業についても法律で決められています。
次のページでは「資格が必要な作業と不要な作業」について学びましょう。

どうして資格が必要なの?

電気工事の仕事は感電や火災などのリスクと常に隣り合わせです。
だからこそ、誰でも作業できるわけではなく、法律で「どの工事にどんな資格が必要か」が決められています。

資格を持つことは、安全な作業ができる技術と知識を持っている証明になります。
事故を防ぎ、自分と仲間の命を守るために、資格の取得はとても大切です。

現場でよくある疑問と注意点

  • 「このコンセント交換って第二種でできる?」
    → 600V以下の一般用電気工作物ならOKですが、高圧側には触れられません。
  • 「ネオン看板の配線って普通の電気工事士でできる?」
    → できません。特殊電気工事資格者(ネオン)が必要です。
  • 「認定電気工事従事者って、第一種と何が違うの?」
    → 高圧から低圧に変換された600V以下の部分だけが対象です。

判断に迷ったら、必ず上司や現場責任者に確認する習慣をつけましょう。

資格はどうやって取るの?

電気工事士の資格は、筆記試験+実技試験に合格することで取得できます。筆記・実技試験対策の講座は定期的に案内するので希望のある方は社長または事務員までご相談ください。

  • 第二種電気工事士: 入社2年目での取得を目指すことが多い
  • 第一種電気工事士: 太陽光発電設備部は必須な資格
  • 認定電気工事従事者: 自家用設備の工事に必要な場面で取得

どの資格が必要かは、配属される現場や会社の方針にもよります。
将来の目標にあわせて、計画的にスキルアップしていきましょう。